こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
冒頭から私事ですが、そこそこな数のバンドを組んでいた頃がありました。
8バンド同時進行していた時もあり、今思えば頭がどうにかなっていたのでしょうが、実りある日々だったと思っています。
学生の頃から「上達したいならバンドは絶対に組め」と先輩や先生方からよく言われたものです。
組んでいるときはバンド活動に必死すぎて全く意識していなかったのですが、上達に関わってくるいくつかのポイントがあることに気付いたので、簡単にまとめておこうと思います。
これからバンドを始める方の参考になれば幸いです。
バンドを組むと起こる変化
それでは何故バンドを組んだら上達につながるのか?を解説します。
バンドを組んだ自分を想像しながら読み進めてみてください。
耳が鍛えられる
真っ先に思いつくことがこれですね。
やはり音源で聞くのと生演奏では音の質が全く違います。
音源ではよく聞こえなかったけど、ギターはこんなフレーズを弾いていたのか
コーラスの有無でこんなにボーカルの聞こえ方が変わるのか
皆リズムの取り方が違うなぁ
など様々な発見があります。
一度バンドを経験すると、いつも聞いている音楽が全く違ったものに聞こえてきます。
聞こえてくる音楽が変わるとアプローチの仕方も変わってくるので、より良い演奏がしたいならバンド結成は避けて通れません。
期限が設定される
1人で楽器を練習していると、こんなことはありませんか?
こんな風に自分のペースでも何の問題もありません。誰にも迷惑かけませんからね。
ところが、バンドを組んで練習しよう!となると
あと再来月ライブ誘われたから出演決定です
こんなことが起こります。
このように、今まで想像しなかったハイペースでノルマが課されます。
大変ですが、実はこれが上達の近道です。
練習日が決まると、期日までに何とか間に合わせようとして、いつも以上に練習しますよね。
そして不思議なことに、よっぽど難しすぎる曲でない限りギリギリ間に合います。
なんとか仕上げなければ!と必死になっていると、不思議なことに自分でも驚くぐらいの底力が発揮されます。
こうして自分のキャパを広げていくことができます。
間に合わなかったら、言い訳せずにごめんなさいすると大体の場合許してくれますので、頑張ってみましょう。
意見を言う場面が増える
演奏能力と直接関係はありませんが、かなり大事なことだと思うので挙げさせていただきます。
バンドをしていると、必ずこんな話になります。
歌い出しがズレてるからしっかりリズムとってね
連打したらハシってる(速くなってる)よ
こんなことをメンバーに言われることもあれば、自分が言う側にまわることもあります。
決して「こいつムカつく!」から言うのではなく、より良いアンサンブルを作るために敢えて言うのです。
言われる方はもちろん言う方もしんどいです。
ですがこれを経験しているバンドとしていないバンドとでは、アンサンブルクオリティに雲泥の差があります。
普段あまり人に意見しない方は言いづらいと思いますが、バンドの為の意見なので勇気を出してどんどん言いましょう。
音楽する上で自分の意見を言うことはとても大事です。
それが演奏にも反映されていきます。
余談ですがビッグバンドに所属していた時、曲の見解の相違で70代のメンバーと意見衝突したことがあります。
音楽活動に関係ありませんが、なかなかレア体験でした。
まとめ
というわけで、バンドを組むと起こる変化をまとめると、
耳が鍛えられる
期限が設定される
意見を言う場面が増える
となります。
特にメンバーの中にバンドを組みまくっている人がいると、活発に活動することになるので変化を実感できるかと思います。
そうでなくても全員バンド初心者なら、上記を意識することで円滑なバンド活動ができますね。
バンド活動は慣れていない方からしたら、少し大変かもしれません。(曲をたくさん練習するとか)
ですが、続けていると「バンドをしていて良かった」と思う日が必ずきます。
バンド、楽しいですよ。
読んでいただきありがとうございました。
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