こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
今回は、ハイハットが少ない8ビートを紹介します。
ハイハットが4分音符の8ビートになります。
アップテンポの曲で多用する演奏法です。
この記事では
何故ハイハットを減らさなければいけないのか?
練習パターン
練習の注意点
を紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
何故ハイハットを減らさなければいけないのか?
皆さんが思う8ビートはこういったものだと思います。
という意見が聞こえてくるので、何故ハイハットを減らす必要があるのかを解説します。
右手に依存しないようになる
上記のようにハイハットを1小節に8回叩く方法ですが、ずっと続けていると、自然と右手だけで全体のバランスを取るようになります。
言い換えると、「リズムを取る=右手を叩く」という依存した状態です。
その結果右手を叩いてはいけない場面になったら、バランスを崩してリズムがガタガタになってしまいます。
演奏中にリズムを崩すわけにはいかないので、右手を減らす練習をして右手に依存しない安定したリズムを得ることが大事です。
速い曲に対応できるようになる
今皆さんが叩いている8ビートですが、どんな速さでも叩けますか?
BPM100,150,180と様々な速さの曲が存在します。180になると、とてつもなく大変です。
曲のテンポが速いとまず限界が来るのが右手になります。
実は右手で叩いているハイハットは、リズムパターンを構成する楽器の中で唯一数を減らしてサボることができる楽器です。
サボるというと言い方が悪いですが、体力を温存して演奏できるようにする大事な要素です。
ここぞという時にサボれるようにしておきましょう。
練習パターン
ハイハットを減らすのがどれだけ大事か分かったところで、練習に入りましょう。
いくつか用意していますので、これ叩いてみようかなと思ったものからやってみてください。
ドンタンドンタン
基本的な形です。
簡単そうに見えて、ハイハットが少ないので叩きにくいかと思います。
ドンタンドドタン
右手がつられやすいので注意しましょう。
ドンタドドンタン
こちらもよく使います。
というかどれもよくつかうものです。
ドンタドドンタド
踏みっぱなしなので、続けると結構楽しいです。
ドンタドツンタン
後半足が無くて少し寂しいですね。
ドンタンツドタン
速くなると疾走感が得られるパターンです。
ドンタドンドタン
速い曲でよく使うパターンです。
ドンタンドドタン+ドンタドンドタン
こちらもよく使います。
余談
今回紹介したパターンですが、まずはゆっくりから、そして出来るだけ速くすることを意識しながら練習してください。
動画では分かりやすくするためにゆっくり叩いていましたが、速くなるとこうなります。
ドンタンドドタン+ドンタドンドタンの速いバージョンです。
このパターンを使った実際の曲がこちらです。
やってみよう/WANIMA
有名曲ですね。
こういった曲が叩けるようになるので、たくさん練習して自分の引き出しを増やしていきましょう!
練習の注意点
ただやみくもに叩けたらOK!ではないので、練習するときの注意点を紹介します。
右手の動きは独立する
よくあるのは、右手と足の動きが連動してしまって右手を余分に叩いてしまうミスです。
足につられないように右手をしっかり叩きましょう。
慣れないうちは右手が力んでカクカク動いてしまいます。
足がどう動こうが、右手は意識しなくてもリラックスして大きく動かせるようになるまで練習しましょう。
大きな音を出す
今回練習しているリズムパターンですが、激しい曲で使用されることが多いです。
なので、大きな音で叩けるのが必須となっています。
叩く時の動きだけでなく、音量や音質にもこだわりましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。
一言で8ビートと言っても、様々な叩き方が存在することを知っていただけたかと思います。
今回の練習はただ演奏できる曲を増やすだけでなく、今後の練習の項目を増やすことにもつながっていくので、必ず習得してほしいです。
細かい動きや分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
読んでいただきありがとうございました。
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