音楽レビュー

AL Di Meola「TOUR DE FORCE-"LIVE"」を語りたい

こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。

 

 

今回は僕が好きなCDをただただ愛でるだけの記事です。いわゆるレビュー記事ってやつです。

 

ドラム以外はちんぷんかんぷんですが、愛情を持って語りたいと思います。

 

AL DI MEOLA 「TOUR DE FORCE-"LIVE"」

 

 

なぜこのCDを最初にレビューしようと思ったのか。

 

それは何百回も聴いてるのに未だに目頭が熱くなる曲があるからです。

まさに芸術作品です。

 

まず曲数が6曲と少なめなのですが、これが本当に丁度いい。

 

飽き性なもので、いくら好きなアーティストでも「まだやるの?」って思うこと結構多いんです。

でも本作はそんなこと感じたことがない。不思議です。

 

そして全部通して聴くべきCDです。

1曲1曲はもちろん良いのですが、最初から最後まで聞いて初めて理解できるようにできています。まるで1本の映画を見ているよう。憎いねぇ。

 

楽曲と所感

 

それではセットリストに入りましょう。

  1. Elegant Gypsy Suite
  2. Nena
  3. Advantage
  4. Egyptian Danza
  5. Race with Devil on Spanish Highway
  6. Cruisin'

異国情緒あふれる曲名が並びます。アルディメオラはラテン系、特にフラメンコやスパニッシュ系ギターの名手と認識しているので、そのせいでしょうか。

 

1.Elegant Gypsy Suite

 

1曲目からガンガン弾きまくっていますが、ここでは「初めまして、僕こんな感じです。最後まで聴いてね」と聞こえてくるようです。

 

演奏時間は10分超。普通は長く感じるのですが、あっという間に終わってしまいます。

 

そう感じさせるのはメンバーの職人技が光るからでしょうか。

 

濃ゆい演奏のはずなのに重すぎない。昼間に食べるトンカツ定食に大根おろしが乗っているような。

案外サッパリいけるんですよね。

 

2.Nena

 

ものすごくしっとりです。「さっきはちょっとビックリしたよね。聴きやすいのはさむね」

 

 

あっ、はい。ってなりますね。

 

ボサノヴァチックなハーモニーに舌鼓。

 

2曲目にこれを持ってくるのは本当に上手い。

 

普通はもう少し後半戦に持ってきて口直しに出すような楽曲です。

ということは・・・?

 

3.Advantage

 

バウンスビートですね。ウキウキしてきます。

 

「中盤に入ったからノッていこうか。ホレホレ」と煽られているようです。

 

ディメオラ弾き散らかしています。誘われたなら行くしかない。

 

聴いてると元気になってきますね。

演奏も興に乗ってきてメンバー全員でゴールに向かっていく風景が頭に浮かんできます。

 

4.Egyptian Danza

 

この辺から本性を現してきます。

 

いきなりダークな雰囲気に面食らうことでしょう。え?どうしたん?みたいな。

「僕ホントはこんな人なの。隠しててごめんね」と言われているよう。

 

このあたりからメンバーも熱がどんどん入ってきます。

 

特に3:20~からのスティーヴガッド(Dr)が彼らしさ炸裂してます。これがあの有名なガッドフレーズですね。一言で言うと変態プレイ。

 

楽曲の中で動から静に、静から動に移り変わり、音が襲ってくるような感覚。病みつきになります。

 

5.Race with Devil on Spanish Highway

 

完全に僕の意見になりますが、このCDはこの曲のために作ったんじゃないかというぐらい完成された曲です。

 

元々スタジオ録音バージョンを聴いていたのですが、完全に別物です。ディメオラ節全開です。

これがやりたかったのか!と納得。

 

アンソニージャクソン(Ba)の存在感がでかすぎるからここまで骨太な演奏になったのでしょう。

2:04~の爆発した演奏を聴いて心が震えない奴は男じゃねぇ。

 

どの楽器を聴いても聴きどころしかない。まさに全員が主役。

 

曲名がマッチしすぎて笑えます。確かにこの曲はRace with Devil on Spanish Highwayだ!

 

序盤のスタートダッシュ、中盤の暴走列車感、終わりに向けてのギターフレーズ。どれが欠けてもいけません。

いつまでも大好きな曲です。

 

6.Cruisin'

 

最初のギターを聴いて涙がこぼれました。何回聞いても未だに涙腺を刺激します。

 

明るいはずなのにどことなく漂うノスタルジックな雰囲気。

軽快にライブの終わりを醸し出す音使い。

テーマに捨て音なしの完璧なメロディ。

非の打ちどころがありません。

 

 

2:56~のアンソニージャクソンとスティーヴガッドのリズム隊だけの演奏。ここが特に大好きです。

本人たちの技術があってこそなんでしょうけど、この編成の簡素さに惹かれます。

 

この後のディメオラとヤン・ハマー(Key)の掛け合いを聴きながら終わりが来てほしくないと願ってしまいます。

 

でも来てしまう。終わり方はまさに王道。

スタンディングオベーションです。

 

僕にとっての音楽

 

音楽は言葉にできない感情を伝えることができます。

 

僕にとって、この作品はそれを教えてくれる教科書のような存在です。

 

音楽とは?と聴かれたら真っ先に本作を思い浮かべます。

 

何より驚くべきはこれが40年前の作品ということ。いい音楽は時間を超えます。

だからこそ音楽の探索って楽しくなります。

 

最後に

 

初めてレビューというものをしました。

 

思いの丈を書きなぐったためどこまで伝わるのか分かりませんが、読んでくださったあなたが興味を持ってCDを手に取ってくれることを願っています。

 

アルディメオラ愛好家からは「全然分かってない!」なんて思われるかもしれませんが、あくまで1人のドラマーの1つの感想なので悪しからず。

 

 

これからも好きな作品を紹介していこうかと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

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慎太郎

ドラム歴15年以上。 ドラム講師歴10年以上。 普段は某大手音楽教室でドラムの先生してます。 好きな音楽はポップス、R&B、ジャズ。 とりあえず当たって砕けてから考えるタイプ。

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